MacVim に lightline.vim をインストールしたお話。
Powerline 系の plugin を今までスルーしていたのだけれども, lightline.vim作りました - プラグインの直交性について - プログラムモグモグ を見て感銘を受けたので lightline.vim をインストールしてみた.
lightline.vim のインストール
itchyny/lightline.vim · GitHub を見ながら設定を行っていく.
または作者のブログ 作者が教える! lightline.vimの導入・設定方法! 〜 初級編 - インストールしよう - プログラムモグモグ で日本語でもインストール手順が書いてあるので, そちらを参考にした方がいいかも.
環境
- Mac OS X 10.9 Mavericks
- iTerm2
NeoBundle によるインストール
自分は NeoBundle を利用しているので, そのまま NeoBundle でインストールを行う.
.vimrc に以下を書いて,
NeoBundle 'itchyny/lightline.vim'
:NeoBundleInstall! するだけ.
fontforge のインストールと Ricty フォントの Powerline化
Powerline で利用されている一部の記号を利用する場合にこのフォントが必要.
ここでは Ricty は既にインストールしている前提で話を進める.
まず fontforge をインストールしていない場合には,
% brew install fontforge
で fontforge をインストール.
次に, Lokaltog/vim-powerline · GitHub 内の fontpatcher を利用し, vim-powerline 用の font を生成する.
# リポジトリの clone % git clone https://github.com/Lokaltog/vim-powerline.git % cd ./vim-powerline/fontpatcher # fontpacher の適用 % fontforge -script ./fontpatcher <Ricty フォントのパス>Ricty-Regular.ttf % fontforge -script ./fontpatcher <Ricty フォントのパス>Ricty-Bold.ttf
キチンと生成されれば, 同ディレクトリ内に Ricty-*-Powerline.ttf が生成される.
% tree . ├── PowerlineSymbols.sfd ├── README.rst ├── Ricty-Bold-Powerline.ttf ├── Ricty-Bold.ttf ├── Ricty-Regular-Powerline.ttf ├── Ricty-Regular.ttf └── fontpatcher
生成したフォントを, fonts ディレクトリに移動させる.
% mv Ricty-Bold-Powerline.ttf Ricty-Regular-Powerline.ttf ~/Library/fonts/
これで Powerline 用の Ricty が利用可能となった.
.vimrc の設定
itchyny/lightline.vim · GitHub を見ながら設定していく.
いまんとこシンプルに
" for lightline.vim -------------------- let g:lightline = { \ 'colorscheme': 'wombat', \ 'component': { \ 'readonly': '%{&readonly?"\u2b64":""}', \ }, \ 'separator': { 'left': "\u2b80", 'right': "\u2b82" }, \ 'subseparator': { 'left': "\u2b81", 'right': "\u2b83" }, \ }
だけ書いており, これから使いながら拡張していく予定.
なお, 自分の場合には .vimrc と .zshrc にそれぞれ以下の追記が必要だった.
" .vimrc set t_Co=256
# .zshrc export TERM=xterm-256color
この件や, 他のトラブルシューティングについては前述の
に記載されているのでそちらを参照.
すべての設定が完了すると
こうなります.
お疲れ様でした.
参考: