個人的Kinesis初期設定のまとめ
年末に注文していたKinesisが届きました。
注文は国内で取り扱っているお店より安いKinesis公式サイトから。
ユーザー情報に登録した住所と発送住所の部屋の番号が違うというトラブルもありながら無事到着。
注文までの過程は【Kinesis】 Advantage USB Contoured Keyboard 購入記 (注文から発送まで) | 503 Work Unavailableが参考になります。
注意としては、私の送料は$70.50でした。
買ったKinesis。思った以上に大きい。
参考としてApple Wireless keyboardとの比較。大体1.5倍ぐらい。
以下は自分が行った設定のまとめ。
まだマニュアル全部読んでないので、間違っている部分や、代替できる機能があるのかも知れません。
ソフトウェアで設定しているキーボード設定を戻す
Kinesisはキーマップの設定をすべてハードウェア側で出来るため、ソフトウェア側のキーマップ設定をすべてデフォルトに戻します。
例えばDvorakの場合=や-などがQWERTYとはキー配置が異なりますが、Kinesisの場合はQWERTY, Dvorakともに同じ位置に配置されています。
ソフトウェア側のDvorakのキーマップをそのまま利用すると、例えば[や]を入力する場合に右手小指最上段→左手小指最上段と入力しないといけないので一度戻した方が無難です。
Dvorak配列にする
ということでまずは配列の変更。
Progrm + Shift + F5 キーの同時押しで変更。
切替時には今までRemapしていたキーがリセットされてしまうので注意。
(Programではなく、Progrmとキーに刻印されている)
Dvorak | Progrm + Shift F5 |
親指キーをMac用にする
Kinesisの特徴である各6キーずつの親指用のキーを、Mac用のものに変更。
=キーとmキーの同時押しでMac用になる。
マニュアルにnon-Windows用の設定も載っているけれど、UbuntuなどのLinux系OSの場合はWindowsキーにMetaキーなどを割り当てられるから普通にWindows設定の方がいい気がする。
Mac | = + m |
Windows | = + w |
PC(non-Windows) | = + p |
Remapする
CapsLockキーをはじめ、幾つか変更したいキーがあったのでRemapする。
RemapはProgrm + F12を押した後に、割り当てたいキーを押した後、そのキーを割り当てる対象のキーを押す。
例えばEscをHomeキーに割り当てたい場合、Escキーを押した後にHomeキーを押す。
続けてRemapが可能。すべてのRemapが終わったらProgrm + F12を再び押す。
- まずKinesisのEscは遠い & ゴムキーなので、Macで反応しないHome, Endキーにも割り当て。まあMacならCommand + ←,→で充分。
- 今までスペースバーを左手親指で押していたので、左手親指に位置するBackSpaceをSpaceに割り当て。
- Spaceを左手親指に割り当てたので、当初のSpaceの位置(右手親指)にEnterを割り当て。
- BackSpaceはEnterより使用頻度を下げたいので、当初のEnterの位置にBackSpaceを割り当て。
- Dvorakでのviでは上下移動(kj)が左手、左右(hl)移動が右手となっているので、←→を↓→、↑↓を←→に割り当て。
以上をすべてRemapすると以下のようになる。
変更前 | 変更後 |
---|---|
Home, End | Esc |
BackSpace | Space |
Space | Enter |
Enter | BackSpase |
←→↑↓ | ↓↑←→ |
Home, End両方Escはちょっと勿体無いかも。
余談だが親指Enterマジ便利。
Remapしたキーにあわせてキートップを入れ替え
セットで付いてきたキートップ外しを利用してキートップの入れ替え。
ついでにMac用のキートップに変更する。
変更時にキーを見たらメカニカルの茶軸だった。Kinesisの機構についての情報は全く知らなかったのでキートップ外して初めて知った。
キー押下時のクリック音を消す
買ってから知ったけど、Kinesisはデフォルトでキー押下時に電子音が鳴ります。
Progrm + \(バックスラッシュ)同時押しでON/OFF切り替えします。
電子音ON/OFF | Progrm + \ |
改めてソフトウェア側の設定をする。
MacではKinesis側でCapsLockをCommandにするRemapがうまく設定できなかった。
もしかしたらKinesis側でできるかも知れないけれど、取り敢えずMac側の設定で対処。
それからDvorakJP用のローマ字テーブル(Dvorak Advent Calendarという素晴らしい試みがあったので、18日分でエントリーさせていただきました。 - Sooey)をGoogle日本語入力にインポート。関係ないけどよく考えてみればDvorakJPのローマ字テーブルはQWERTYでも使えるんだね。
他のキーボード利用時のことを考えて、KeyRemap4MacBookでKinesisやApple Wireless Keyboard用の設定を構築。Kinesis以外のキーボードではKeyRemap4MacBook側でDvorakに変更して利用する設定にする。
これで完成!!
マニュアルを全部読んだ後にまたまとめてみようかと思います。