ゆず日記

戦う Vimmer 兼 Dvorakユーザ 兼 Kinesisユーザ 兼 おぺらー が戦わないブログ

DevLOVE 社内勉強会×勉強会に参加してきた

DevLOVE主催の
社内勉強会×勉強会に参加してきました。 12月6日 DevLOVE 社内勉強会×勉強会 「踏み出そう。小さな一歩を。」(東京都)

講演1「ぶんぶん、振り回す!」

@kisshyさんの、創って行く勉強会を目指すお話。

  • 「正しい業務知識を身につける為の勉強会を行え」と上司に言われた

元々行っている業務が、「医療系の自社パッケージ制作」であったことから、正しい業務知識を得る為の勉強会を目指すという体験談に基づいたお話。

ルール
  • 正しい業務知識を身に付けること
    • 業務同士と繋がりを深める為のコンテンツにする
  • ↑ 以外はメンバーで決める
    • 目標・手段・開催日・内容など
  • 工数は上司が承認した範囲でなら使用可能
    • 上司が多いと上手く調整がつかない
      • 勝手にやればいいやん。ということで調整がつかず工数を超えてしまった場合でも、自分の為にやる

勉強会 第1回(9月上旬)

  • 視界や講師は持ち回り(負担軽減の為)

横の繋がりのため、質問事項は自分の足で直接訊くことにした

勉強会 第2回(10月上旬)

  • 未経験の人が進行などをとりもち、

勉強会 第3回(10月下旬)

  • @kisshyさんが講師として講義
    • メンバーから質問・疑問がたくさん出てまともに応えることが出来ず

勉強会 第4回(11月下旬)

  • 毎月開催で検討していたけど延期
    • 業務時間中に開催していたため、調整が困難だったことが原因か。
  • 第4回のリベンジは業務のプロを呼ぶことを検討し、本日調整完了。
    • 業務が忙しくなると、どうしても優先度が下がりがち。大体一ヶ月以上期間を開けるとメンバーのモチベーションが下がる
      • → 30分でもいいので、今後の方針について話し合う機会を設ける。

"一番もったいないのは迷ったまま何もしないこと!!"
Let's ぶんぶん!

講演2 とりあえずやってみる!!

@STAR_ZEROさんの、以前の職場で勉強会を開催してみた時のお話

様々な問題
  • 内容が業務に直結しない
  • 興味がある内容ではない。
  • 会社全体で行うため、深いレベルのことが出来ない
    • 内容が入門編になりがち
  • 定期開催するとマンネリになる
  • 何故かデザイナーも参加している (←個人的には任意で参加しているなら歓迎すべきかと)
  • そもそもヤル気がない
とりあえずやってみた
  • ますは協力者を見つける
  • 言語の違いなどがあったけど取り敢えずやってみた
やってみたこと

などなど...

やってみて思ったこと
  • 始めるのが遅すぎた
  • 計画性が0
勉強会を行ったことで...
  • 外部の勉強会に参加する人が増えた...らしい
  • 社内の勉強会のやり方が変わった...らしい(前職でのお話のため詳しい話は分からず。)

おまけ

他の会社ではどんな勉強会をやっているの?

  • まどマギ勉強会とか、技術に限らず何でもやってるよ〜
  • アジャイルサムライ読書会とか、社内でやってるよ〜

取り敢えずやってみることが大事じゃね?という形でディスカッションへ。

ディスカッション

ボクのグループは以下のメンバー

  • 社内に勉強会制度がある人
  • 社内で勉強会やりたいという人
  • 社内で勉強会やりたいという人
  • ボク

の4人。

1度目のディスカッションテーマ

「社内勉強会を開催にあたっての障壁」
何に負担を感じるか。

  • 特に無いよ派(オレ)
  • 上司から許可貰えれば業務時間内として扱われるので、それ程障壁はないよ派
    • でも上司に説明するのは大変だよ(特に専門用語)
  • 客先に常駐している人などが多いので、その人たちを集めて開催するのが大変だよ派
  • お上(本社)からの命令で勉強会を開催してるよ派
    • 自主的な開催ではないから、みんなのモチベーションが上がらないよ派
    • 働いている人と開催する場所が違うのもハードル上げる要因だよ派
    • 金融関係という業務柄、社内でもコミュニケーションを取りづらいんだよ派

対策

  • 開催が困難な人は、物理的な問題が大きい。
    • 全社で集まる機会があるので、その機会に勉強会の提案・開催をしてみたらどうでしょう?

という結論に。周りの人の話を聞く限りだと、社内勉強会を開催することの困難さが見て取れるテーマだった。

以下、他のグループの意見

  • 開催したとしても、やらされ感があるよ
  • 参加の時間がとれないよ
  • 上司の許可がとれないよ
  • 勉強会中に、勉強会開催者が上司に連れていかれたよ!!
    • 解決策: 上司に連れていかれない場所で開催する
  • 資料を創るのが大変だよ


時間が足りないとのことで次のテーマへ。

2度目のディスカッションテーマ

「あなたが勉強会に求めること」

  • スキルアップ
    • 業務に結びついて、成果に結びつくこと
    • ただスキルアップするだけでなく、コミュニケーションを取りながら出来たらいいなと思っている。
    • みんなで切磋琢磨するものを目指して
  • スキルアップ, コミュニケーション
    • 社内でやるからには、コミュニケーションを取ることを目的としたい。
    • 他の人に教えてもらいたい
    • みんなが喋って、外部の知識を得る機会を促したい。
    • 勉強会を通して、社内のエンジニアの足りない部分を明らかにしたい。

以下、他のグループの意見

  • コミュニケーションをもっと深めたい
  • IT本来の楽しさを深めたいなどの知的好奇心
  • 勉強会のコンテキストによって、方向性が異なるのでは?
    • 社外勉強会に比べ、社内勉強会の方がヒューマン寄りの要因だと考えられる(※1)
    • give & takeというよりは、give & give で、みんなが提供しあえるものを目指したい。
  • 新しい出会い
    • 大きい企業だと、普段話せない人と話せる機会になる。
  • 仕様の統一だったり、ペアプロなどをしていない人との統一を行う機会として。
    • 一人で勉強するよりは、みんなで勉強する方がいい。
    • 技術力にバラつきがあるので、底上げする場としたい
    • モチベーションを向上する機会としたい。

参加者のモチベーションが高いこともあって、皆さんそれぞれ社内勉強会で求めることもそれぞれあるようですね。

私個人の話として、以前はニッチな業種ということからも社内勉強会に何かを求めることというものが無かったので、※1の話は中々興味深かった。

「会社に戻ったらやるぞ!」ということを付箋に。
ということで貼りましたよ。うーん、最近はまた付箋の価値が再上昇中ですね。

ボクが貼ったのは、『面白い!というネタがあったらその日に計画を立てる!』
周りの話を聴く限りでは、定期開催はモチベーションを維持 / マンネリ化の諸刃の剣でバランスが難しいと感じたので「定期開催を心掛ける」系の記述は控えた。
無理に定期開催に拘らず、勉強会開催のネタや機運が高まってきた時期に行うのがいいのかな。

会場

  • ビルに入るのが大変だったらしい。自分はたまたま他の人と一緒に入ったので特に問題なかった。
  • 外部入場者にはGuestシールを見える所に貼って対応。これは便利。
  • 無線LANが無かった模様。

懇親会?

一緒にディスカッションした人たち + たまたま居合わせたボクの勉強会の師匠 @ さんでご飯を食べにいってきた。
制作しているコンテンツの違いからか、普段聴けない業種間の話やらを聴きつつ情報交換の時間を過ごしてきました。
平日にも関わらず大体2h位4人でお話した気がします。
懇親会がかなり濃密だった所為で、勉強会の内容が...

纏め

今回の勉強会は「社内勉強会のお悩み相談」といったイメージ。
社内勉強会未経験者の方は「社内で勉強会を開催することのハードルの高さ」を気にされてた。
会社の社風などにもよるので一概には言えないけれども、社外勉強会で自分が学んできたことを社内にフィードバックすることで仲間を増やしたり、上司に勉強会への理解を少しずつ促していくがいいのではと感じました。
とりあえず、「とりあえずやってみる!!」の気概は凄く大事。

次回以降には、様々な方の社内勉強会実績の中から、より魅力的な社内勉強会の作り方などが聴けたら嬉しいです。

眠気で全然纏まってませんがココらへんで。